『現代貨幣理論(MMT)と国家の関係性とは?貨幣供給と国債と納税の意味』に対する反論
- 2019/09/27
- 20:11
『現代貨幣理論(MMT)と国家の関係性とは?貨幣供給と国債と納税の意味』に対する反論
>貨幣の本質は負債です。そして国債も負債。とすればある種の内債であれば、国家はいくらでも発行が可能です。
変な信仰宗教にのめり込んでしまうと抜け出せなくなるんだよね。
永遠の経済成長という不可能な前提条件で成り立っている日本国は、昭和50年に約3兆円の税収不足に陥って財政破綻の窮地に追い込まれたわけ。
財政破綻を認めたくない馬鹿どもは、財政法第4条の特例として「昭和50年度の公債の発行の特例に関する法律」を作って赤字国債を発行して財政破綻の窮地から逃れたたが、租税国家としては実質的に財政破綻してしまったんだよ。
借金依存による国家運営に味をしめた馬鹿どもは赤字国債を乱発するようになったのだが、一方では赤字国債の発行には一定の制限を設けるべきという意見も強く、財政の健全化が進められることになったのね。
その結果、赤字国債は現金償還を基本とし、満期には全額償還して借り換えは行わないということになったのだが、如何せん複利の速度で経済成長し続けるというあり得ない前提条件で国家を運営している限り健全な財政運営などできる筈もなく、次々と制限は撤廃され、苦肉の策として導入した消費税も焼け石に水だった。
資本主義経済のルールは疾うの昔に崩壊しており、現行の資本主義経済は人工呼吸器で延命措置が取られている状態なのね。
そんな瀕死状態の資本主義経済の更なる延命策がキミが信じてやまないMMTなる珍説なんだよ。
初めから存続不可能な資本主義経済を継続させようとしているのだから、さぞや資本主義経済は素晴らしい経済システムなのだろう。
環境を破壊し、人を殺し、格差を拡大し続けている資本主義経済の一体何が素晴らしいの?
スポンサーサイト