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公定ナショナリズム②

公定ナショナリズム②

大日本帝国の主権者は天皇ですから、天皇が統治者で国民が被統治者だったわけです。つまり、支配者が天皇で、被支配者は臣民たる国民でした。
大日本帝国は国家の主権を行使して戦争を起こし、その結果多くの被支配者が犠牲になったのですから、言ってみれば加害者が天皇で被害者が国民という図式になります。
ですから、戦争当時大日本帝国の国民だった被害者の方々は、加害者である大日本帝国の継承国である日本国に対して沖縄戦国賠訴訟や南洋戦国賠訴訟などを起こして謝罪と賠償を求めたのです。
しかし、被害者が加害者に対して謝罪と賠償を求めるのは当然なのですが、多くの大日本帝国の臣民だった方々、つまり被害者だった方々は大日本帝国の継承国である日本国に対して謝罪も賠償も求めませんでした。
なぜなら、作り物のナショナリズムを刷り込まれていたからです。

大日本帝国は、自我が形成されて行く過程の子ども達にナショナリズムを植えつけたのですから、たちまち子ども達の自我は国境によって閉ざされてしまいました。
確かに、全ての国民が天皇教の信者になったわけではありませんが、多くの国民が作り物のナショナリズムに染まったのは事実であり、故に国家に謝罪や賠償を求めなかったのです。
要するに、本当は支配者と被支配者が敵対関係にあるのに、国民にナショナリズムを刷り込めば不満は支配者へは向かずに外へ向けさせることが可能になるのです。
では、現在に於いて四六時中やれ韓国だ中国だと排他的ナショナリズムを振り回している人達は何によって公定ナショナリズムを植えつけられてしまったのでしょう。
おそらく、ネット情報によって知らず知らずのうちに刷り込まれてしまった可能性が高いと思われます。
この人達は一様に知能が低く、与えられた情報を鵜呑みにして喜んで拡散するという特徴がありますから、簡単に騙すことが可能なのです。





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