騙す馬鹿に騙される馬鹿⑦

騙す馬鹿に騙される馬鹿⑦ 

2019/1/20　Yahoo!ブログ

資本主義経済国を市場経済（自由経済）で運営しようが計画経済（統制経済）で運営しようが、メカニズムが同じである以上行き着く先は同じです。

それなのに、ソ連が崩壊したことによって人々は資本主義が共産主義に勝ったと思ったのです。

しかし、実態は計画経済は市場経済よりも成長速度が少しばかり遅いということだけの話しであり、行き着く先は財政破綻です。

資本主義経済は財政破綻するまでが1サイクルの経済システムです。

財政破綻時のリセット方法は多様です。例えば、IMFの介入だったりデフォルトだったりインフレだったりリスケだったりデノミだったり、はたまた誰にも気づかれないように破綻するケースもあるのです。

蓄財するためには破綻までのサイクルをできるだけ長くする必要がありますし、あまり頻繁に財政破綻してしまうと国民に資本主義経済の欠陥を見破られてしまう危険性もあるため、破綻時期をできるだけ先延ばしにする必要があります。

例えば、アメリカは100回近く債務上限の引き上げを行っていますし、日本にも政府紙幣及び無利子国債の発行を提唱する政党も存在します。