政府が市場に手を突っ込んでも成長しない
- 2019/04/01
- 01:40
政府が市場に手を突っ込んでも成長しない
2014/02/01 textream
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>即ち非正規雇用労働者の最低賃金を1000円以上に引き上げるという法律的な実行がなければ、日本国内の経済は内需拡大には向かわないであろう。
労働価値は市場が決めるべきものであり、政府が決めるべきものではないんだよ。
市場経済国とて、殆どの国は混合経済を採用しており、日本もさながら社会主義国として経済成長してきた。
でもね、政府が過度に市場に介入すればお金の動きを鈍化させてしまうこともあるわけ。
経済成長が鈍化した市場に政府が過度に介入すれば、更にお金の動きは鈍化するよ。
政府の役割は環境を整えることであって、過度に市場に介入してプレーヤーの如く振る舞うことではないんだよ。
日本の経済成長が鈍化した原因は市場の飽和なのだから、新産業を創出して需要を生み出さなければならないわけ。
最低賃金を上げても上げた分に見合っただけの価値は生まれないわけだから、企業はそれに見合った収益を上げることはできない。
したがって、最低賃金の引き上げは経営を圧迫する要因になり、失業者を増やす可能性があるわけ。
確かに、資本主義経済は永遠の経済成長を前提にしているわけだから、労働賃金も上がり続けなければならないのだが、市場が拡大していないのに労働賃金だけを政治の力で上げようとしても無理なんだよ。
資本主義経済は、永遠の経済成長というあり得ない前提条件で成り立つマヌケな経済システムでね、そこに意図的な力を加えようとすれば、かつてのソ連のように早死にしてしまうんだよ。
お金には性質があり、そのメカニズムを力で歪めてはいけないんだよ。
メカニズムに従わないお金は死んでしまうんだよ。
お金は血液なのだから、メカニズムに従うことこそが長生きの秘訣だよ。
でもね、資本主義経済で用いているお金の性質には欠陥があるんだよ。
どうしてお金の性質を問おうとしないのだろうね?
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