『カネを使う先に、労働があってその結果において付加価値が作られることが、生きたカネの使い方。』に対する意見
- 2020/04/16
- 13:58
『カネを使う先に、労働があってその結果において付加価値が作られることが、生きたカネの使い方。』に対する意見
>カネは、税金で集めても、国債発行してもどのような形でも政府は入手して支払いに使うことができる。肝心なのはその入手方法よりは、何に対して金を使うかだ。
それが今の消費による需要を満たし、将来の生産力と、それを担う労働力を健全に維持していくような投資的な需要を満たし、労働者が安定的な収入を得ることで、継続的な消費を生む経済環境が維持されていくように使われなければ意味はない。
キミは、まるで日本は計画経済を用いて国家運営しているみたいなことを言っているけど、日本は市場経済国であり国家資本主義体制ではないわけよ。
したがって、政府の役割はプレーヤーになることではなく、民間が営利活動し易い環境を整えることなのね。
要するに、政府は民間の健全な競争を促して経済成長を実現する役割があるんだよ。
お金の大半が実体経済の中で動いていた時代では、お金の流通速度が落ちれば財政政策や金融政策によって民間の競争原理を刺激して回復を図ることができたのだが、現在のように需要が飽和に達してお金の大半が退蔵され、金融経済の中で流れている時代に於いて政府にできることは、国家主権である関税を含むあらゆる障壁を取り除いて民間の競争原理を刺激し、お金の流通速度を上げることしかできないわけ。
【国民国家の悪足掻き】
【市場経済でも計画経済でも混合経済でも行き着く先は同じ】
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