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需要の飽和

需要の飽和 
2018/12/10 Yahoo!ブログ

資本主義経済国は経済成長の強制からは逃れられません。
経済成長とは、経済規模が大きくなることです。つまり、生産も分配も支出も拡大することです。もっと簡単に言えば、経済成長するということは、需要が拡大し続けることです。

1950年の農林漁業の人口比率は48.5%もありました。
終戦直後の日本の食料事情は悪く、栄養失調で亡くなる人も多くいたのです。つまり、当時は一日三食食べられる時代ではありませんでした。
しかし、現在ではほとんどの人が三食食べられるようになりました。

農業総産出額は昭和35年に1兆9千億円まで増加し、ピークは昭和59年の11兆7千億円。そして現在、農水産業を含む第1次産業の人口比率は約4%、GDP比は約1%で推移していますので食の需要は飽和に達したということです。

需要の飽和はどの産業でも起こります。
未だに、日本はモノ造りの国だと思い込んでいる人も多いでしょうが、製造業を含む第2次産業も飽和に達したために産業のGDP比は減少し、現在の日本の中心産業はGDP比約75%の第3次産業です。

しかし、第3次産業の成長も鈍化してしまいました。
日本は、所謂ペティ=クラークの法則通りに産業構造が転換して経済成長した国ですが、経済成長が止まってしまいました。
飽和に達した需要を解消するには、満たされた需要を人々から奪い取るしかないのです。
しかし、もはや国土を焼け野原にするような破壊的な経済のリセットは不可能です。


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